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#FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0611_2018

Mさんミャンマー女性

 

(面会前、金属探知機を通る時、入管職員に「ノートの中軽く見ますねー」とパラパラと記録ノートの中身を見られる。面会を始めて以来初めての事である。)

 

血圧が低いので少しめまいがする。

シャンプー、リンス、洗剤など入管内では値段が通常の2倍する。

同じ民族の人が面会に来てくれる仮放免の保証人の日本人も居る。仮放免申請は入ってからこの8ヶ月1回だけ。保証人がなかなか見つからなくてそうなってしまった。

 

フリータイムは9:00〜12:00 13:00〜16:00シャワー、洗濯、電話などはその間にする。洗濯機は中に8台しか無くなかなか洗濯出来ない。人数の多い時は洗濯機の取り合いでみんな喧嘩している。無料の弁護士を探して居るとのこと。

 

 

難民申請と通っていた日本語学校の納めたきりの学費の事で相談したい。

学校の出席が足りなくて捕まったが、ミャンマーで3回手術をしていて体調不良により出席が足りなかった。働いていたわけではない。

 

 

通っていた日本語学校では、学費さえ収めればビザは何とかする、と騙され、70万近い学費だけ納めて学費だけ取り上げられてそれっきりである。

仮放免申請を出してそろそろ2ヶ月経つ、恥ずかしい話だが、中で生活するするお金が全然無く、シャンプーや洗剤が手に入らない。と本当に恥ずかしそうに話してくれた。

 

 

Aさんスリランカ女性

 

 

同じブロックの人は1年くらい居る人ばかりだ。自分は今月で1年になる。体調が悪いのを担当(職員)に黙ってだが、今は言って、痛み止めを飲んだり、シップを貼ったりしている。たまに死んだ方がいいと思う時がある。

外に居る家族はもっと大変でその事を思うと辛い。今の担当は良い、声かけをしてくれる。

 

 

難民として逃げて来る時に証拠を持って来れますか?

出来れば1日ももう入管に居たくない。何回も難民申請をお願いしている。

Sさんスリランカ女性。左奥歯の歯茎が、腫れて盛り上がり、歯に被さって腫れて痛いので、病院でカットする予定だ。(彼女は深刻な持病を持っており)その症状の出ている、腕や耳を見せてくださった。明らかに症状が出ている。

 

 

難民インタビューの時

11階から1階へ移動する時に手錠をかけられてとてもびっくりした。東京入国管理局の建物内移動の時である。

「あなたが死んだら死体をスリランカに運ぶのに何百万円かかると思ってるんだ」と言ってくるチケット係の職員とは話したくないとお願いしてあるので会っていない。チケット係は怒って居た。昨日もモンゴルの方が無理矢理国に帰らされた。もう1人トルコの人も。入管の中でいっぱい泣いた。

 

 

持病の症状が現れている所をさすりながら「怖い」と言っていた。

HさんIさんトルコ人男性。まあまあだ。我慢するしかない、そろそろ我慢出来なくなる。頭がおかしくなる。両者とも精神的に酷く落ち込んでいて、向精神薬を服薬している。

どうしても、元気が出ない。

ご飯が冷たくて食べれない。

向精神薬ばかりを出されるが、入管から出ないと治らない。

入っている事が一番の原因。みんな身体がおかしくなっていく。薬が効かないとよく薬を変えられるが治らない。

 

 

この際いっその事待遇云々よりも出して欲しい。ご飯はコロッケと卵ばかり。不味くて冷たい。多分、前の日に作って冷蔵庫に入れたものをそのまま出しているのだろう。Hさんは外に奥さんと子ども3人が居る。奥さんの診断書を見せてもらった。尿道結石で手術が必要と医師によって書いてあった。

しかし、子どもの面倒を見る人が居ない為手術が出来ないでいる。以前手術の予約をしたが、Hさんが入管から出られなかったため手術は出来なかった。