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#FREEUSHIKU 東京入国管理局面会記録_0704_2018

Sさん(スリランカ、女性)


チケット係と話した。「何で仮放免を待っている。早く帰れ。あなたの仮放免はダメになる。」と言われた。チケット係とはいつも喧嘩をしてしまう。以前「嫌な事」(あなたの死体をスリランカに送り返すのに何百万円かかると思ってるんだ。あなたはお父さんお母さんにもう会うことは出来ない)を言った職員である。

入管で出されるご飯が全然食べられないので、パン食にチェンジしたいと申し出たら、あなたは偏食で言ってるからダメだとはねつけられた。Sさんは収容されてから6キロ減って現在39キロである。入管の食事が食べられなかった結果だ。アジア圏の人たちが今月、強制帰国させられるという事がささやかれていて、怖い。


弁護士は事情を知っているのではないかと言われている。仮放免が分かるのは申請してから2ヶ月今月の11日。部屋が1番上階の11階なので暑い。
密閉した空間なのでエアコンをつけないと暑いがエアコンをつけると息苦しい。


(収容者同士のトラブル)新しく収容された女性に何かとつきまとわれてイライラする。心拍数が125〜135ある仲の良い担当に言って彼女と話し合い、職員が監視カメラをチェックして判断し、つきまといは無くなった。

Mさん。ミャンマー女性

仮放免申請を出して2週間後に2ヶ月経つので結果がまだ分からない。
今、入管の中は厳しくなっている。本当に病気になっている時にすぐに服薬や通院にアクセス出来ない。1ヶ月くらいかかる。一昨日発熱したが、薬をもらえなかった。1日が経ち担当が変わったら薬を貰えてやっと楽になった。シャンプーや洗剤を手に入れるのに日本で長かったり、縁故がある人は良いけど、自分は居ないので2倍近い値段のものをなんとかやりくりして使っている。

日本語学校在学中に弁護士見習いみたいな日本人に日本語学校に出す書類について手伝ってもらったが、ミャンマーからの全ての書類を出すのは危ないと忠告されてその通りにしたら日本語学校の校長から電話がかかってきた。ヤクザみたいな印象がある。

胸のしこりの切除手術をミャンマーで受けるなど持病があり、薬を飲み続けている。今もリンパにしこりがある。日本では、ミャンマーで飲んでいた薬と似たものを飲んでいる。


電話代がとてもかかる。外に連絡すぐにするにはこちらから電話をするしかないから。東京入国管理局内でメモや手紙のやり取りをするのにとても時間がかかり、中身をチェックされるので、収容者同士でも外に一旦郵便を出すという馬鹿らしい事をしなければならない。

Aさんスリランカ女性。

テレビで入管関係の番組を見た。抗議の様子や、入管内部を紹介する所を見た。抗議してくれてありがとう。私は10年間難民だ。日本に来てから延長スタンプもキチンと押してきたのに捕まった。悪い事してないのに閉じ込めるのはどうかと思う。1年2年と閉じ込めるのは酷い(「何で…」とすすり泣いていた。)


息子さんの奥さんの具合が悪くてとても心配している。MRI撮ったり医師を変えたりしているが治らない。外の家族が心配なので6回目の仮放免申請を早めに出して早く外に出たい。右足の脛をヤケドしていると怪我を見せてくれた。シャワーを浴びてワセリンを塗ると少し良い。薬の差し入れが許されないので困っている。身体のあちこちが痛いので、痛み止めを飲んで4時間、効いている間に寝ている。それでも痛むので今も湯たんぽを使っている。ヤケドはそれでしてしまった。入国管理局が、自分だけの為でなく、他の人達のためにも、もう少し優しくあればと思う。