被収容者などの当事者や面会支援者、FREEUSHIKUメンバーが書籍等をご紹介いたします。

ぜひ、日本の入管行政の諸問題やその周辺にある人々の生活などについて、この「ほんだな」を通じて出会った本から

知識と深いつながりが生まれることを切に願っています。

 

 

『ルポ 入管─絶望の外国人収容施設』

平野雄吾著

発行:筑摩書房

 

入管収容の問題を知るならばまずこの一冊。収容当事者とその家族、支援者、弁護士、専門家など多角的な視点を丁寧に書いています。

(書評:S)

移民と日本社会 データで読み解く実態と将来像

永吉 希久子

発行:中央公論社

日本の「移民政策」とその問題点を網羅的に説明する本。豊富なデータと冷静な考察が一本の線のように全編を貫いている。これを読めば、ありがちな疑問(たとえば「移民が増えたら治安が悪化する?」や「経済的に悪影響がある?」)にも、答えられるようになる。

(書評:S)

 

となりの難民 

日本が認めない99%の人たちのSOS

織田朝日著

発行:旬報社

長年入管面会や難民支援を続けてこられたSYI(収容者友人有志)の織田朝日さんの本。彼女にしか書けないような、身に迫る内容。

(書評:S)


『にほんでいきる』

毎日新聞報道班編

発行:明石書店

 

 「未就学児童」の問題について全国調査を行い、国会を動かした毎日新聞報道班の本。外国籍や外国にルーツのある子どもたちの姿から、日本社会のリアルな現状がみえてくる。読めば、もう他人事ではないと思うはず。

(書評:S)

ふるさとって呼んでもいいですか 

6歳で「移民」になった私の物語 

 

発行:大月書店

ナディ 著

山口元一 解説

 

イランから日本にきた家族の長女ナディさんの話。非正規滞在だった彼女が「学校に通いたい」と思ったことや、工場ではたらく父母の姿、特別在留許可を求めた時のことなどが、「一人称」で書かれることの意味は大きい。どなたにでもまず薦めたい一冊。

(書評:S)

『移民社会20の提案』

 

発行:移住連

(移住者と連帯する全国ネットワーク)

 

 

日本社会が目を向けるべきポイントがコンパクトにまとめられた本。サイトから購入できる。(冊子版またはダウンロード版)

(書評:S)


#FREEUSHIKU ZINE

ここにいるすべてのひと、ここにくるすべてのひと

発行・編:FREEUSHIKU

 

外国人収容所に捕らわれたひとたちを支援し、収容に反対するグループ#FREEUSHIKU。国連も「拷問」として批判する無期限収容をサバイブして毎日を生きる被収容者の自筆メッセージが万国の言葉で書きつけられ、支援者たちの言葉と交互に現れる。

 

倒れたクルド人被収容者の救急搬送を入国管理局が拒否した今年3月12日夜の事件現場は、#FREEUSHIKU メンバーの手記と島崎ろでぃーの写真にとらえられている。

(書評:T)

収容なき社会のために、ここにいるすべてのひと、ここにくるすべてのひとのために。このzineの収益は100% 支援活動にもちいられます。