「在日コリアン女性と語る、収容所のある社会」(#FREEUSHIKU イベント @LOFT9Shibuya 2020年1月9日)
出演者の社会学者、ハン・トンヒョンさん(@h_hyonee )と朴沙羅さんの、
FREEUSHIKUとは
2018年4月13日、茨城県牛久にある東日本入国管理センターのシャワー室で、北インド出身のディパク・クマルさん(32歳)が9ヶ月の無期限収容の果てに自殺しました。
クマルさんの死の直後から、100名を超える他の被収容者がハンガーストライキを始め、最大100名規模の抗議が一週間以上にわたって続きました。一部の参加者は、懲罰房に入れられました。
#FREEUSHIKU は、これに衝撃を受けた市民が入管問題について話し合うために始めたツイッター上のハッシュタグです。その後、#FREEUSHIKU は、入管の問題についてさまざまな活動をオーガナイズする個人有志のグループ名ともなっていきました。
これまで、被収容者の方との収容所での面会、面会の記録とインターネット上での公開、無期限収容廃止をもとめる署名、渋谷での街頭アピール、収容所の壁の外からの呼びかけ、被収容者への差し入れ、国会議員へのロビイングなどを行なっています。
2017年6月の時点で、全国の収容所の被収容者総数は1382人、半年以上の長期に渡るひとが415人おり、長期収容の数は2013年の約2倍、被収容者の数も1.5倍に急増しています。
#FREEUSHIK
は、4月13日に茨城県牛久にある東日本入国管理センター内でディパク・クマルさ
ん
(
32歳
)が自殺されたことに衝撃を受け、死に至らしめる入国管理センターの長期収容に抗議
し始めた
ツイッター上のハッシュタグである。それ以前に、長期収容のなかで持病の薬も得られな
い状況に苦しんでいたクルド人女性メルバン・ドルスンさんを救出しようとする運動が、べつのハ
ッシュタグ
#FREEMEHRIBAN
で展開されていた
。
#FREEUSHIKU
は、
#FREEMEHRIBAN
の中心となってい
た方が、クマルさんの死に衝撃
をうけた他の人々とともに使い始めたハッシュタグである。